手間のかかる子ほどかわいい ヤシカ エレクトロ35 GSN

出会いの場所はハードオフ。

 

完全に一目惚れでした。

 

※作例は記事下部にあります。先に作例をご覧になりたい方はめっちゃスクロールしてください。

『フィルムカメラ Advent Calendar 2017』18日の記事です。

 

ヤシカ エレクトロ35 GSN

YASHICA ELECTRO 35 GSN

 

普段はOLYMPUS OM-D E-M5MarkIIを愛用していますが、そろそろフィルムカメラにも手を出したいな~と思っていたところに、なんとなく寄ったハードオフで出会ってしまいました。

ジャンク品の棚に並んでいたのですが、さわり放題いじり放題してみるとどうやらシャッターは切れる様。

最悪撮れなくてもデザインが素敵すぎるのでインテリアとして飾ればいいかな~くらいの気持ちでそのままお迎えしました。

 

ここまで完全にフィルムカメラの知識はゼロに等しいです。

何せこのエレクトロ35が初めてのフィルムカメラなので。

 

電池が無い問題

色々調べてみるとこのカメラは絞り値とフィルムのISO感度を設定すれば、あとはシャッターを押すだけで自動でシャッタースピードを合わせてくれるそうな。(電子シャッター式?って言うんでしたっけ)

73年製のカメラなのにすげぇな!って感動しました。

 

しかし、

 

ちゃんと撮影が出来るようにするためには「HM-4N型水銀電池」という既に生産終了してしまった特殊な電池が必要でした。

一応電池が無くてもシャッターは切れるのですが、シャッタースピード1/500で固定されてしまうため実質使い物にならないとまできた。

 

HM-4Nの電池は生産終了してしまいましたが、HM-4Nとして他の電池が使える変換アダプタ―はAmazonで売っていました。

 

ところが、それ用の電池と変換アダプタ―を合わせて購入するだけで3,900円

私はこのエレクトロ35を1,080円で購入しました。

 

この時私は、愛だけでは越えられない壁って本当にあるんだなと思い知りました。

 

無いならつくるしかない

希望を捨ててはいけません。

どうやらそのアダプターは自作できるそうじゃないですか!

さっそく調べに調べまくってエレクトロ35復活大作戦を決行しました。

材料はリップスティックの容器、アルミホイル、LR44電池です。

ちなみにこの写真の右下に写っているシルバー&ブルーのやつがエレクトロ35に入っていたHM-4N電池(パワー無し)です。

 

リップスティック容器をHM-4Nと同じくらいの長さに切断しなければいけないのですが、それがなかなかうまく行かずノコギリまで出動するというちょっとした日曜大工のようになってしまいました。

リップスティック容器の頑丈さを完全に舐めてましたね。

リップスティックだけに(?)

気分はDIY

 

そうして1時間くらいかけて出来たのがこちら。

かけた労力の割にスケールが小さすぎて、途中何度も泣きそうになりました。

 

さっそく完成した疑似電池をエレクトロ35に挿入。

電源を入れてランプが点灯した時のよろこびといったらもう……。

今思い出しても涙がちょちょぎれそうです。

 

シャッターデビュー

エレクトロ35のシャッターデビューのため、茨城県民の99%が新しいカメラを買う度に訪れると言われている「ひたち海浜公園」へ車を走らせました。

ちなみに私が住んでいるのは茨城県日立市なのですが、ひたち海浜公園はひたちなか市という場所にあって、日立市からひたちなか市までは車で30分くらい離れた距離にある完全に別の街ですので県外の方の「茨城のどこにお住みなんですか?」という問いに「日立市です!」と答えると「ああ~、あのネモフィラのね!海浜公園行ったことあるわよ!」みたいなこと言われると本当に対応に困るのでマジで勘弁してください。マジで。

マジで。

 

ひたち海浜公園と聞くと春のネモフィラが有名ですが、秋はまんまるもこもこのコキアが丘一面にもこもこしています。

※下の写真はOLYMPUS OM-D E-M5MarkIIで撮ったものです。

https://www.instagram.com/p/BbRxydAB-g5/?taken-by=sudarexyz

 

いい加減エレクトロ35で撮った作例を上げないと何の記事だか分からなくなってしまいそうなので、作例はまとめて一気にご紹介しますね。

 

作例:ひたち海浜公園にて

スイセンの球根を植えていました

 

おばけかぼちゃ

 

私の柵越しの世界

 

ゴーゴーパンダ

 

観覧車

 

バラ

 

それはすべてを魅力に変えてしまう

ご覧になってお分かりかと思いますが、完全に光漏れしてます本当にありがとうございました。

これがもしデジカメだったとしたら完全にボツ写真扱いするところですが、どうでしょう。

なんだか不思議と悪い気がしないんですよね。

親バカならぬカメラオーナーバカ補正は大分入っているかもしれませんが、

 

このポンコツ具合さえも愛おしい。

 

そんな風に思わせてくれるのは、シャッター1回1回を大切に感じさせてくれる、フィルムカメラならではの想い出のとじ込め方のにもあるのかもしれませんね。

 

それでは皆さん、素敵なカメラライフを。

 

 

『フィルムカメラ Advent Calendar 2017』18日の記事です。

 

※2020年7月8日追記

ヤシカから「digiFilm」というシステムが搭載されたデジカメが発売されていたみたいですね。デザインはあいかわらずカッコイイ!