以前、noteの方で『VRのAV – 被験者Sの献身』という記事を書いたところ、「もっと具体的な感想を知りたい」と多くの男性陣からのコメントをいただきました。
大変お待たせいたしました。
この記事ではVRのAVを見た率直な感想と、作品の選び方をお教えしましょう。
ちなみにこの時の私はスマホを装着するタイプのVRゴーグルを使用して視聴しました。
最近はMeta Quest 2(旧:Oculus Quest 2)で見ています。VR動画だけでなく、2D作品も大画面・大迫力で視聴できるのでめちゃくちゃオススメです!(2022年8月7日追記)
率直な感想
率直な感想。
つまり、実用的なのかどうか。
その点に関してはまず先に申し上げますとすごいけど実用的ではないと感じました。
※2018年8月2日追記↓
あれから10数本以上のVR作品を見ましたが、2Dの作品と同じで実用的かどうかは「モノによる」という結論に至りました。
すごいやつはマジですごいです。
何故、実用的ではないのか※実用的でした
- 映像の内容より技術のすごさが勝る
- VRゴーグルの重さが気になる
- 女優さんがそこに居る
おそらくVRでの視聴になれてくれば1つ目の「映像の内容より~」は気にならなくなってくると思いますが、2つ目の「VRゴーグルの重さ~」は現状環境では対策のしようがありません。
しかし、これらは感じ方に個人差もあり、作品を楽しむ上で具体的なデメリットとは言い切れない部分があります。
それでも何故「実用的ではない」と言うのか。
そのすべてが3つ目「女優さんがそこに居る」にあると思います。
目の前に女優さんがいるように見えるなんてそれはもう最高なんじゃないの?
そう思われるでしょうが、目の前に人がいる(かのように見える)のに自分磨きに精を出せますか?
※2018年8月2日追記↓
※磨きました
これはもう性癖の問題です。
「俺は見られるのが大好きだ!!!!」という方には非常にオススメかもしれません。
ただ、逆を言えばそれだけリアリティがあるということです。
こんな方にVRのAVはおすすめ
- 新しいもの好きの方
- AVを楽しんで見れる方
「AV」という点に注目し過ぎていると肩透かしを食らってしまうかもしれません。
あくまでも「VR」であること。
そして「VRは見るのではなく体験」であるということ。
これらの点に注意しておくと、よりVRのAVを楽しむことができるかもしれません。
気持ちのスタンス的には「外を歩いていたらラッキースケベに遭遇した」くらいの感覚でいるといいでしょう。
VRのAVの選び方
- 没入感が大事
- 男優の顔が写り込んでしまう、男優が喋っているものは没入感の妨げになってしまうため好まれない
- キスなどの密着する描写が多いものが好まれる
- 映像の距離感や鮮明さ
まず大事なのが没入感。
VR作品は大半が自分対相手になるため、一般的な映像作品と違ってどれだけその作品の世界に入り込めるかが重要なポイントとなってきます。
おそらく現状の撮影機材の仕様上、撮影の仕方にも工夫がいるようで、女優さんが遠くにいるよりも近場で体が密着しているようなシチュエーションの方がより没入感を得られます。
男優さん云々に関しては作品を購入する前では判断が出来ないため難しい部分ではありますが、購入者のレビューを参考にしましょう。
おすすめのメーカー
調べた中で評判も良く、実際に私が購入したのが「KMPVR-彩-」でした。
「KMPVR-彩-」は「KMP(ケイ・エム・プロデュース)」のVR特化レーベルです。
KMPはDMMがVR動画の提供を開始した2016年11月10日からVR作品の販売を開始しているVRAV界の老舗です。(まだ2年も経っていませんが)
そのKMPが打ち出した「KMPVR-彩-」の一番の売りは映像の鮮明さです。
もちろんそれだけでなく培ってきた撮影技法によって、どれだけリアリティを追求できるかに着目している印象を受けました。
次点で「SODクリエイト」が高評価を得ているようでしたが、SODはどの作品においても優等生、いわゆるお手本のような作品が多いため好みは分かれるかもしれません。
また、「MOODYZ」はVRに積極的に挑んでいるようですが技術力云々よりもシチュエーション構想の段階であまりいい評価を受けれていないようです。
がんばれ。
VR作品はゴーグルが無くても見れる
これ、私も購入してみて初めて知ったのですがVR作品はゴーグルが無くても見れます。
DMM公式から配信されているVR動画プレイヤーを使用すればこんな感じでVR作品を視聴することが可能です。
(だいぶボカシ入れてますすみません)
PC版DMM VR動画プレイヤーはコチラからダウンロード可能です。
おそらくPCではWindowsにしか対応していないと思いますが、スマートフォン版はAndroidとiOSどちらにも対応しているので安心してください。
VR動画プレイヤーには画面を左右に分割にして立体感を楽しむ「双眼モード」と、平面的な動画としてディスプレイなどに表示する用の「単眼モード」があります。
双眼モードの場合はVRゴーグルを使用する必要があるのですが、単眼モードは通常の画面での視聴が可能で、視点の移動はマウスやタップ操作で行えます。
ですので、カメラワークにだいぶ難はありますが「VR作品を一般的な映像作品として楽しんでみたい」という方にも朗報ですね。
ちなみにPCで視聴される場合はウィンドウサイズを横長にするよりも正方形にするとカメラワークが安定します。
課題は多いが、まだまだ伸びしろはあるVRAV
冒頭で「実用的ではない」と言っていますが、VR作品としての完成は徐々に近づいてきていると感じました。
本格的なVRセットや、VRのアミューズメント作品と違って、VRAV作品は1つの点を中心に球体状に周りを見渡すことしか出来ないので、もっと前後左右の動きまで反映されると作品のリアルさが増すのかなと思いました。
また、従来では自分主観で女優さんと絡む作品が多かった中、最近ではホテルの一室で女優さんと男優さんがベッドの上で絡んでいる場面をベッドの横に自分がいてそれを見ているというシチュエーションの作品が出てきたりして、まだまだVRAVの伸びしろはありそうです。
まだVRを体験したことがないという方は、ぜひ一度VRゴーグルを購入して楽しんでみてください。
VRは見るのではなく体験です。
おまけ PSVR
PSVRが1万円値下げされて2018年3月29日より3万4980円(税別)で販売されているそうですね。
PSVRはVR作品を楽しめるだけでなく、シネマティックモードによって一般の映像作品も最大226インチ相当の大迫力スクリーンで視聴することが可能です。
【PS VR】シネマティックモードの大スクリーンでゲームプレイや映画鑑賞を楽しもう!
もちろんPS4でもDMM作品を再生可能なため、VR作品だけでなく一般の映像作品を226インチで…
最高かな?