ずっとやってみたいと思っていた「自作PC」に初めてチャレンジしてみました!
例の給付金だったり、夏のボーナスだったりが入って「PCでも買ってみようかな?自作PCとか気になるけどどうなんだろう?」みたいな方も多いのではないでしょうか?
今回17万円くらいかかってしまいましたが、ある程度抑えれば15万円くらいで満足のいくゲーミングPC(もちろんクリエイティブな作業もOK)が組めますよ!
詳しい組み方などは参考にした解説サイトを記事の下部にリンクを載せておくのでそちらをご参照ください。
※今回モニターやマウス、キーボードは含まれません
スペック・構成
- 【CPU】AMD Ryzen 7 3700X
- 【メモリ】32GB(8GB×4枚)
- 【ストレージ】1TB(M.2 2280 NVMe)
- 【GPU】NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER
- 【マザーボード】ASUS TUF B450-PLUS GAMING (B450 AM4 ATX)
- 【OS】Windows 10 Home
- 【電源】750W
- 【ケース】SilverStone ミッドタワーATXケース 強化ガラス
【CPU】AMD Ryzen 7 3700X BOX
CPUは最近グングン性能を増しているAMDのRyzen 7第3世代を選択しました。
主な使用目的はゲームなのでCPUの性能は1つ下のRyzen 5でもいいかなと思いましたが、動画編集にも興味があったのでせっかくならとRyzen 7にしました。
私もそうでしたが、「Intelと比較してどうなんだろう?AMDのCPUが載ったパソコンって使ったことないんだよなぁ……」と気になっていましたが、今はIntelもAMDも変わらないのでマザーボードや他の使いたいパーツや予算と相談しながら決めてしまって良いそうです。
今のところ何も違和感はありません。むしろコスパ良すぎてRyzen信者になってしまいそう……。
光るCPUクーラーも付属していて、性能も付属品にしてはなかなか優秀な印象なのでこの辺でもコストを抑えてくれています。
その代わりにというわけではありませんが、CPUグリスに通称”熊グリス”と呼ばれるアイネックスのグリスを使用しました。
付属のCPUクーラーに最初から塗布されているCPUグリスを使用してしまうと、CPUに強力に貼り付いてしまい、取り外すときに苦労するそうなのでしっかりと拭き取ってから別途購入したグリスを塗ることをオススメされました。
精密機器の拭き取りにはほこりが付きにくく丈夫な「キムワイプ」がオススメです。キムワイプおいしい。
【メモリ】G.Skill SniperX F4-3600C19D-16GSXWB (DDR4-3600 8GB×2)
メモリはG.Skill SniperXです。今回選択したマザーボードがメモリを4枚挿せるので、8GB×2枚組の本品を2セット分購入しました。
デザインは好みが分かれそうですが、都市迷彩のような模様が入っていて実物はけっこうカッコイイです。ちなみに光りません。
【ストレージ】Western Digital SSD 1TB WD Blue SN550 PC M.2-2280 NVMe WDS100T2B0C-EC
ストレージはM.2 SSDでNVMe規格の1TBのものを選択しました。Western Digitalは以前HDDを使用したことがあり、耐久性も充分だった記憶があります。
今回ストレージはCドライブ1つのみですが、1TBもあれば必要十分ですね。
M.2 NVMe規格のSSDは転送速度を得るためにめっちゃ発熱をすると言われていますが、ゲームをプレイしていても今のところ発熱による不調を感じたことはありません。
とは言えやはり心配なのは心配なので、M.2 SSD用のヒートシンクを使用しています。使用中の温度はだいたい40度くらいになります。決して低くはありませんが、まあまあ普通くらいですね。
【GPU】ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 SUPER MINI グラフィックスボード VD7006 ZT-T20610E-10M
GPU、グラフィックボードとかビデオカードと呼ばれるやつですね。こちらは少しだけ奮発してGeForce RTX 2060 SUPERにしました。
メーカーをZOTAC(ゾタック?)にしたのは単純に安かったからです。今思えばもう少し頑張ってデザインとかカラーリングがマッチするものを選んでもよかったかなと少しだけ後悔しています。(MSIのやつとかケース映えしそう)
GPUは「RTX 2060 SUPER」以外にもぜんぶで3つの候補がありました。
基本的にはフルHDでゲームができればそれでいいので、性能的には「GTX 1660 SUPER」で必要十分(というかそれでも贅沢なくらい)なのですが、『リアルタイムレイトレーシング』を体験してみたかったのと、せっかく買うならオーバースペック気味で長く使えるものをと考えて「RTX 2060 SUPER」にしました。
そういえば話題のPS5もレイトレーシング機能が付くらしいですね。
レイトレーシングのマイクラ、マイクラなのに光の表現がえげつない。
【マザーボード】ASUS TUF B450-PLUS GAMING (B450 AM4 ATX)
マザーボード選びが一番意味不明でした。めちゃめちゃ用語とか、何がどんな働きをするのかとか調べまくりました。とりあえず今回抑えたのは以下のポイントです。
- 相当なこだわりがない限り価格は安いものでOK
- 大きい「ATX」
- Ryzen 7が使える「AM4」ソケット
- グラボを挿せる「PCI-Express 16Xが1スロット以上」
- メモリは4枚挿し以上で「32GB以上」使えること
- USBは「USB3.0とUSB C」がついてること
- SSDの「M.2ソケット」がついてること
- 情報の多そうな「メジャーなメーカー」を選ぶ(ASUSとかMSIとか)
あとは人によっては「Wi-Fi機能搭載」とか「Bluetoothが使えること」とかその辺でしょうか?これらはマザーボードに機能として搭載されていなくても、あとからカードスロットとかでいくらでも拡張できるので強いこだわりがない限りはあまり気にしなくてもよいかと思います。(有線LANが家に無い場合はOSのセットアップができないのでWi-Fi必須です)
HDMIについては基本的にGPUに付属しているHDMIから出力することになるので、あまり気にする必要はありません。
価格.comの「マザーボードスペック検索」がめっちゃ役に立ちました。マジ卍。
【OS】Windows 10 Home 日本語版/パッケージ版
もうこれは揺るがない、定番中の定番ですね。
パッケージ版はインストール用に小さなUSBメモリが付属していて、挿した状態で電源を入れると自動でOSのインストールが始まるという映画に出てくるハッカーみたいな体験をできます。
ProとHomeとで迷いましたが、リモートデスクトップ(遠隔でPCを操作できる機能)を使う機会が思い浮かばなかったので、「もしProの機能が使いたくなったらアップグレードすればいいや、Homeの方が安いしこっちにしよ」くらいの気分で選びました。これまでHomeを使っていて不便に思ったことはないので必要十分ですね。
【電源】ENERMAX ERX750AWT-DP (750W)
【ドスパラ】ENERMAX ERX750AWT-DP (750W)
電源はドスパラ限定販売のものです。容量的には650Wくらいで足りたのですが、「大きいことはいいことだ」ということで1つ上の750Wにしました。
電源については「容量」と、「プラグイン式(必要な電源ケーブルだけ挿して使うタイプ)」であることが選ぶポイントでした。
安いやつでもよかったのですが、何となく電気を扱う元となる部分なのでちょっとだけお金をかけておきたいと思ってこちらの商品にしました。
別の候補としては玄人志向の以下の電源ですね。とにかく価格が安い!
【ケース】SilverStone ミッドタワーATXケース 強化ガラス SST-FAR1W-G(ホワイト)
「ケースは絶対に白がいい!」と思って色々探していたのですが、白のケースは定番の黒に比べて圧倒的に数が少ないので探すのにめちゃくちゃ苦労しました……。
予算的にケチってもいい部分ではあるのですが、目に見える部分なのでデザイン面は妥協はしたくありませんでした。
最初は冷却性や機能性を考えてCorsair(コルセア)のキューブ型ケースで考えていたのですが、横幅がまあまあ広いので置き場所に困りそうだと思ったのと、やっぱり価格が高いので結果的にSilverStoneに落ち着きました。
全面がメッシュになっているので、前面に光るLEDケースファンを取り付けるといい感じに透けてカッコイイ!
ファンのケーブルが短いのと、マザーボードから取れる電源の数の都合でこういった延長・分岐ケーブルを追加で買いました。
話をPCケースに戻しますが、SST-FAR1W-Gに取扱説明書は付属していないので公式サイトからダウンロードする必要があります。
SilverStone FARAR1 製品紹介(公式サイト)
ベンチマークテスト(FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク)
重いゲームの代表例なのかベンチマークテストでよく見る「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のベンチマークテストを試してみました。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク
【快適】高品質 1920×1080(フルHD)
『快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。』
だいたいのゲームはフルHDでプレイする予定なのでこれだけ動けば他のゲームも問題なく動きそうですね。
【普通】高品質 3840×2160(4K)
『標準的な動作が見込めます。』
一応4Kでもテスト。こちらも動作は安定していましたが、フレームレート値にバラつきがある印象でした。
組み立ててみた感想
組み立てにはOSインストール完了までに6時間くらいかかりました。初めてだったのでめちゃくちゃ慎重だったのもありますが、大きなプラモデルを作ってるみたいでめちゃめちゃ楽しかったです。
これまでもPCゲームはよくプレイしていましたが、スペックの問題で諦めてきたゲームは数知れず……。
最近では「Satisfactory」という工場を作るゲームをプレイしていて、快適サクサクに動いています。
本当に買ってよかった……。
ちなみに周辺機器については以下のものを使用しています。
モニター2枚
キーボード
マウス(旧型のG602を使用)
組み立ての参考にしたサイト
基本的には各パーツに付属している取扱説明書を見つつ、大まかな組み立ての流れは以下のサイトを参考にしました。